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UNO×ビジネスリーダー

ニューノーマル時代のセルフプロデュース術。タイミー小川の新挑戦! ニューノーマル時代のセルフプロデュース術。タイミー小川の新挑戦!

[株式会社タイミー 代表]

中山亮太郎

vol.17

2020.06.15

人と企業をつなぐワークシェアリングサービスを運営する「Timee(タイミー)」。リーダーの小川嶺代表取締役は、挫折も経験した学生起業家だ。その働き方改革への姿勢と、新時代の自己演出に迫る。

CHAPTER 1

「今やりたいことを
常にやり続けられる
環境が大事」

現在、立教大学経営学部に在学中の小川が、最初に起業したのは20歳の時。しかし、起業を志したのは高校生の頃で、それには祖父の存在が大きく影響していた。

「曾祖父が起業家(乳業)でしたが、祖父の代で会社を一度畳むことになり、それを復活させようとしていた志半ばで他界してしまいました。その祖父の再起・起業への想いを、自分の生きているうちにしっかりと成し遂げたいという気持ちと、身内の死去が初めてだったので、明日死んでも後悔しないように生きたいと実感して、18歳から起業を志すようになったんです。20歳の時、自分がオシャレではないという課題を解決したいという思いから、ファッションの会社を立ち上げました。ただ、3年5年と情熱を注げるものなのか、自分の中で腑に落ちなかったところがあって、結果的に、1年半も無給で手伝ってくれた6人のメンバーを全員解散して、会社を畳むという決断になって……自分のわがままに付いて来てくれたのに、自分の想い一つで止めるのは本当に申し訳ないと…… それが、今までで一番辛かったですね」

小川は、借金返済のためにアルバイトを掛け持ちした。当時は、起業意識よりもモノ作り精神の方が強かったという。その多忙な日々で、斬新なサービスのアイデアを見出す!

「アルバイト領域は、一般的に、応募、面接、合格、シフト提出、給料と、仕組みが40年以上も殆ど変わっていないんです。自分には、お金がないから友達に食事に誘われても断る、金欠でやりたいことの選択肢が狭められているという実体験があって、人生が1回しかない中で、今やりたいことを常にやり続けられるような環境が大事だと痛感していました。そこで、簡単に働けて簡単にお金が貰えるサービスがないなら、自分で創ろうと思ったんです。今までにないものを創って世の中にどういう価値を届けられるかが、ベンチャーの本質。新しい道を長く創り続け、上に行く積み立てをして、視座が高いところから物事を見ているかを、常日頃考えています。勿論辛い部分はいろいろと一杯ありますけど、しっかりとした価値を届けられている実感があるので、今は辛さよりも、これを早く世の中に届けたい想いや熱意の方が強いですね」

CHAPTER 2

「夢を描けるからこそ、
世界初の楽しい発明も創れる」

一人一人の時間を豊かにするというビジョンを掲げ、働き方の多様化の促進に取り組む「Timee(タイミー)」。小川は、自身の個性・強みをこう語る――

「夢を描くというのは、誰にも負けない能力ではないかなと思っています。その夢を実現するためには、夢を語り続ける折れない心が大事。批判的な声に『何クソ!』と思い、絶対実現して見返してやるという気持ちになるか、心が折れて、夢をもっと現実に近いものに下げてしまうか。自分は、この道が合っていると信じ続ける力があって、それが夢を実現する一番の近道ではないかと考えていますね。夢を語るのは、自分を追い込む意味もあって、言ってしまったからには責任を持たなければならないし、自分の成長にもなるんです。夢を描けるからこそ、世界初の楽しい発明も創れるのではないでしょうか

高校の時から「ビッグマウス」と言われた小川は、有言実行を追求し続けている。そして今は、また違った特殊な印象を持たれているようだ――

「タイミーでは自分より一回り以上年上のメンバーも年下のインターン生もいますが、相手の年齢にかかわらず話しやすいと言われることが多くて、よくメンバーからも相談をもらいます。その対面で絶対に大事になって来るのが、清潔感です。清潔感のある人は、距離感を詰め易く、話し易く、何でも話せるような雰囲気を出せます。商談においても、誠意さや切実さを伝えるのは、言葉ではなく表情で、お互いに気持ち良くコミュニケーションを取る上でも重要です。そのためにも寝不足で疲れた顔は見せたくないんです。リモートで直に面会出来なくても、画面からは人物像や人間性が伝わるものでしょう。その表情を生み出す点で、男性用BBクリーム・ウーノ フェイスカラークリエイターは、塗っていても違和感がないですね。寝不足や疲れによるクマをカバーして、自分の内にある自信をつける助けにもなってくれそうです。自信がみなぎるというか、気持ちを引き締めてくれる感覚もありますね。自分の表情をより良く見せることが出来るので、商談やプレゼンテーションの前、気合いを入れるためにも活用したいと思います」

CHAPTER 3

「人は、夢のない事業に
投資はしない」

現在、2018年8月にリリースしたスキマバイトアプリの利用者は約100万人、導入店舗は1万箇所。累計で23億円超の資金を調達し、サービスの対象エリアも拡大し続けている。

「人が集まるのは、今までにない新しいサービス、斬新さがあるからと思うんですけど、リクルートの際は、『まだ見えない道を一緒に創ろう』という話をします。タイミーは立ち上がっているものの、先の道はみんなで創るものだと思っていて、敷かれたレールを進むよりも一緒に創った方が楽しい。そう思うチャレンジャーが集まり、世の中に貢献したい、自分の力を高めたい人が入社してくれる感じです。リーダーとしては、辛くても辛そうにしないことを大事に。トップとして、象徴として、シンボルとして、言い続けなければいけないことは、しっかりと言い続けることを意識していますし、誰よりも成長意欲を持っています。笑顔で『いけるっしょ!』と言い続けたいですね」

資金調達力も夢を何処まで描けるかだと思っていて、結局、人や企業は夢のない事業に投資しないんです。自分たちがどういう点ならお力添え出来るかを論理的に話す、遣り切るという印象を伝える、世の中のためになるから是非一緒にやりましょうと、しっかりと目を見て、誠意を持って話すことを意識しています。タイミーは、クライアントの人材不足や人件費高騰という課題を解決できる社会的な意義のあるサービスだと確信しているので、自信を持って提案しています。
人生が楽しくなったと言い続けてもらえるようなソリューションをどんどん提供して、それに対して自分たちも誇りを持ってビジネスを運営していきたい。特に、働き方が問われ、注目された今は、新時代や現状の課題に対応したサービス(例えばデリバリー)の提供も重要で、いち早く取り組むべきですね。これからもユーザーやクライアントに寄り添ったサービスを展開していきたいと感じてます。経営者として、あと50年、半世紀あれば、何でも出来るし、自分は、日本企業として世界のトップ企業にランクインしたいとも思っています」

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